おしゃぶりって必要なのか?
2020-07-14
結論は必須ではないが口腔育成の補助具となりうるので是非、最後までお読み下さい。
まず一般のオシャブリに対する先入観を整理したいと思います。
ポジティブ要素として
- 口に入れている間は大人しくなる
- 寝かしつけに役立つ
ネガティブ要素として
- 赤ちゃんが使うもの
- 長く使うと出っ歯になってしまう
こんな
こんな感じではないでしょうか?
どれも本当だけど、素晴らしき効果を忘れている
実はもう一点、とても大事な効果がある。
口腔育成につながる
口腔育成とは
・哺乳などから始まる口の発達を促すことで歯並びかみ合わせ、食事での咀嚼、虫歯の回避、姿勢の改善
どれも大人になってからでは手に入りにくいものばかりです。
ではなぜ、おしゃぶりが効果的なのかということをお話していきます。
舌(べろ)の置き場ってどこでしょうか?
ここで舌に意識を口の中のどこに置いているか冷静に考えてみましょう。
そう、冷静に考えれば考えるほどどこに置いていいかわからなくなりますよね。
私たちの舌は基本的には20gくらいの圧力で歯の裏の付け根を優しくふれています。また、舌の中心は口の上側(軟口蓋)に軽く接しています。
この位置関係を学べるのがおシャブリです。
すなわち、人間に備えられ英知・・・は言い過ぎですが。
使う時の注意点
四六時中つけているというよりは寝かしつけのタイミングで1h/日くらいの使用ではないでしょうか?
どんなすぐれた道具も長時間の使用は避けましょう
そして外出時に持ち歩くときはケースに入れましょう
赤ちゃんが口の中に入れるものとして・・・ね。
と、いうのもありますが上顎に当たる部分にものが当たったりして小さな傷が蓄積していったときに
万が一、口の中で欠けた破片を飲み込んでしまったら重大な事故につながるので
面倒くさがらずにケースに入れましょう。
サイズ展開があるので口の大きさに合わせて
大きすぎても小さすぎても顎の育成には良くないです。
チェックポイントはここです。
吸っている時にオシャブリが前後に動いていないか?
唯一にして最大のチェックポイントです。
中止基準としては細かくはないのですが
口に入れても、すぐ舌で押し出そうとするといった嫌がる様子があれば本人としては舌が安定する場所を口の中に見つけることができたという風に考えられます。
出っ歯になるの?
おしゃぶりが直接てきに出っ歯になることはないと言われています。
歯列の乱れは姿勢や呼吸様式によって起きます。
- 頭が前に出ている
- 口呼吸
これらの「姿勢が悪い」と言われる共通の要素が出っ歯になると言われます。
なぜ口呼吸か?
先ほどお伝えしたように歯の並びを動かすのに必要な力は20g程度です。
口が空いていると唇が歯を支えるタイミングを失います。
そうすると舌で押したりするだけで、どんどん歯は前に出てきますし
アデノイド顔貌という顔つきになり下顎骨の変形もゆっくりと進行していきます。
道具を適切に使用して将来の財産としてこちらをおすすめします
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- 寝かしつけをする時に使うことを想定して畜光してくれるので電気を決してもどこにあるかわかる
- 上顎にフィットする構造
値段はどれも遜色ないので使用場面を考えて吟味できればいいかと思います。
2020-07-14